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駐日モロッコ大使来校－学長表敬と講義で交流を深める

2025/6/4

5月29日(木)、駐日モロッコ王国大使館 ラシャッド?ブフラル大使が本学を訪問されました。ブフラル大使は、外務次官をはじめ、EU大使、駐独大使、駐米大使など数々の要職を歴任されており、ご多忙のなか、本学での講義は今回で6回目となります。

講義に先立ち、ブフラル大使は坂井学長を表敬訪問されました。懇談には、大使館からズバイダ?クレイマ文化担当参事官、本学からは野中進 理事(教学?学生担当)?副学長、加藤基 顧問(埼玉大学フェロー)、小中鉄雄 教授が同席し、大阪?関西万博や昨今の大学経営など幅広いテーマについて意見交換が行われました。また、モロッコ料理や文化といった親しみやすい話題も交えながら、終始和やかな雰囲気で歓談されました。

その後、全学共通教育科目「Introduction to International Relations」の一環としてブフラル大使による講義が行われ、「アラブ情勢とアフリカ情勢／日?モロッコ関係の展望」をテーマに熱のこもったご講演をいただきました。
講演では、モロッコと日本の文化的共通点(王室と皇室の存在、書道や茶道、伝統衣装など)に触れ、両国の文化の豊かさを紹介。また、モロッコにおける産業?インフラ開発、教育、スポーツ、エンターテインメントの特徴についても具体的な例を交えながら解説され、学生たちは多面的な視点からモロッコという国への理解を深めました。

さらに講義の終盤には、ブフラル大使のご厚意により、モロッコにゆかりのあるキーチェーンや書籍、アルガンオイルといったプレゼントが、くじ引きによって受講者に贈られるサプライズもありました。思いがけないプレゼントに学生たちは大いに喜び、講義の内容とともにモロッコの魅力を感じる貴重な機会となりました。

今回の講義を通じて、学生たちは国際的な視野を広げるとともに、異文化に対する理解と関心を一層深めることができました。